■ホワイトボードが多く設置されている

2005年に梶原吉広はグローバルメディアソリューションという会社を設立しました。最初は梶原吉広を含めて3人で会社の経営を行っており、6年後には150人にまで増えていたと言います。そんな梶原吉広が社長を務めていたグローバルメディアソリューションでは、少々ユニークな経営をしていたことで知られています。その1つがホワイトボードをたくさん設置していたということです。ホワイトボードは簡単に移動ができますし、文字を消すのも簡単なので、会議などでもよく使用されているツールだと言えるでしょう。そんなホワイトボードをたくさん設置していた理由は、他の部署の様子もきちんと把握できるようにという理由だそうです。部署ごとに異なる仕事をしているとは言っても、同じ物を作っているので、他の部署のこともきちんと把握していなければいけないというのが梶原吉広の経営方針だと言えるでしょう。

■写真付きで社員の座席を全て明記してある

梶原吉広が運営していたグローバルメディアソリューション、のちの株式会社gloopsでは、ホワイトボードがたくさん設置されていることを前項で明記しました。そのホワイトボードの中には、社員がどこの座席に座っているのかを簡単に把握できるように、ホワイトボードに記載されているといいます。ただ座席の場所に名前が書かれているだけではなく、社員の顔写真も同時に記載してあるそうです。なぜ梶原吉広は写真付きの座席表を記載しているのかというと、新入社員でも先輩や上司の顔をすぐに覚えられるようにしていると言います。当時梶原吉広が運営していた会社はどんどん社員数が増えていて、毎月のように新しい社員が入社していたそうです。そのため、少しでも早く顔と名前を覚えるために工夫をしていたのでしょう。

■ホワイトボードにはイラストも多数描かれている

会社にあるホワイトボードは、通常連絡事項や会議の内容などを文字や図などで書いてあることが多いでしょう。しかし、梶原吉広の場合は少々異なるそうです。もちろん文字や図で書かれている内容もあるでしょうが、イラストが多いというのが特徴だといいます。何でイラストが多く書かれているのかというと、梶原吉広が運営していた会社では、大熱狂プロ野球カードなどのゲームを中心に、カードを使ったゲームなども多くあるとのこと。カードと言えばイラストは欠かせないので、ホワイトボードにはたくさんのイラストが描かれているということだそうです。社内も他の会社とは一線を画す個性的なところであることがわかります。