■三国志は日本でも知名度が高い

梶原吉広が提供していたゲームと言えば、最初に提供した渋谷クエストや大乱闘シリーズがよく知られています。それだけではなく、梶原吉広は大戦乱三国志バトルというゲームも提供しています。三国志というのは日本でもかなり知名度が高く、魏、呉、蜀という3つの国が同じ時代に中国に存在していた時代のことです。日本では小説でもよく知られているだけではなく、ゲームや漫画などもあります。そんな三国志関連のゲームにも梶原吉広は携わっていたといいます。三国志ゲームと言えば、シミュレーションゲームや無双系のゲームが有名ですが、梶原吉広が提供していた大戦乱三国志バトルは、レベルを上げてデッキを強化していくゲームとなっているそうです。

■いろいろな要素が組み込まれている

梶原吉広が提供していた大戦乱三国志バトルには、いろいろな要素が含まれているようです。まずは外交ですが、外交ではカードの編成枚数を増やすことが重要だといいます。そのためには任務をこなして経験を積んでいき、デッキを強化する必要が出てくるそうです。自分の国を強化するためには、内政も大切になるといいます。内政では施設の建設や施設の強化を行っていくそうです。さらに武将や軍師などの人材を確保し、デッキを強化しなければ戦いで勝つことができないとのこと。富国強兵をしっかりと行い、戦闘で勝利を重ねていくことが重要なゲームだそうです。シミュレーションゲームに負けないぐらいたくさんの要素が組み込まれているゲームですが、人気だったのはゲームの内容がよかったからだけではないようです。梶原吉広は有名なイラストレーターや漫画家とも協力したので、武将のイラストも人気が高かったといいます。

■イラストギャラリーも人気が高い

ソーシャルゲームは内容も大切ですが、デザインも重要だといいます。梶原吉広は三国志に登場する武将や軍師のイラストにも力を入れており、インターネット上では画廊ページが公開されています。公式画集も出ていることから、武将や軍師のイラストも人気が高いということがわかるでしょう。イラストは1人で担当していたのではなく、たくさんのイラストレーターや漫画家が担当しているので、公式画集を見ると、キャラごとに個性が異なっているのです。三国志には多くの人が知っている有名な人物もたくさんいますが、一目見ればわかるイラストもありますし、名前を確認したいと特定が難しいイラストもあるといいます。個性あふれるイラストを用いようと考えた梶原吉広の作戦は見事に成功し、大戦乱三国志バトルはヒット作品となったそうです。